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寝るまでが一日

New Yorkのデカさ

昨日は色々あって、疲れてぶっ倒れてしまいました。こちらは朝の7時です。部屋のみんなはそれぞれぶっ倒れてます。インド人の彼は朝シャンしてます。

2/11、ニューヨークはデカイ街です、マンハッタンはまるで東京の主要駅を全て集めても敵わないくらいたくさんの摩天楼があります。ニューヨークの人々はとても堂々としていて自分のペースで目的地に向かっています。歩きスマホしてる人は少ないです。コーヒーを片手に楽しげに喋りながら歩いてる人や、ハンズフリーで会話している人など様々な人々がいます。また、お互いを支え合う一面も見て取れます。レディーファーストは勿論の事、荷物を持っていて扉が開けづらそうな人を助ける一面など多々あります。俺も何度か助けてもらって感謝する場面がありました。

昨日はワールドトレードセンターから行くと決めていたので、metroに乗って移動しました。metroとはNYの地下鉄です。metroはとても雰囲気があり、iPodで音楽を聞くのが大変ワクワクさせるものでした。WTCは別の場所に1WTCというタワーが建設されており、跡地はメモリアルパークになっています。2つのpoolがあり、犠牲者の名前が刻まれているのです。たくさんの人が訪れて、あの悲惨なテロを忘れまいとしていました。次に向かったのはWall Streetです。NYの通りは全て何かしらの番号か名前が振られていて、Wall Streetもその一つなのですが、金融街として有名ですね。その道中に、外貨引き落としを使ってお金を下ろそうとATMに挑んだのですが、まさかの引き落としができないとのこと。困ったので、マックで朝マックを頼み(コーヒーの発音が難しい事に気づいた)、調べてみると口座の初期設定の状態だと引き落とし金額が0円になってるとのことでした。まさかの凡ミスでしたが、割りと窮地に立たされます。あまり気が進まなかったのですが、その場はクレジットカードからキャッシングをすることで、乗り越えました。

程なくしてWall Streetに到着。ここの雰囲気は他の通りとは違い、威厳を感じるものでした。たくさんの中国人観光客が写真撮影に勤しんでいました。お次はBrooklyn Bridgeに向かいました。夜景が綺麗な場所らしいのですが、橋の周辺はそんなに栄えてる場所ではないので、夜は危険だと思いました。昼間に行くとたくさんの人々が橋を渡っており、その風景を楽しんでいました。マンハッタンからこの橋を渡るとブルックリンに着きます。そこでまたmetroに乗り、Empire state buildingの近くの34 St Herald Sqという駅に向かいました。ESから少し歩くとrockfeller centerがあります。ここはいくつかのビル群になります。そこにはTOP OF ROCKといってGEビルの67階から70階に行けるツアーがあります。$30しますが、NYの景色が一望できるので行ってみました。rockfeller centerの歴史の展示を見た後にエレベーターで屋上を目指します。そこからはNYの景色を360°楽しむことができ、感激すること間違いなしです。その後Timez squreやBroadwayなど様々な有名な場所を巡り、Central parkまで行きました。

Centrall parkはたいへん広大な公園なので回り切るには非常に体力が必要です。半分も行けませんでしたが、動物園やスケートリンクなどがあり、市民が楽しんでいました。その後、どうにもお腹が空いたので、burger jointというハンバーガー屋に行くことにしました。Meridien Hotelという綺麗なホテル内にあるこのハンバーガー屋はホテルのロビーの横の通路に存在します。まるでゲームの様です。ホテルの格式ある内装とは全く関係なく、元気の良い店主達が切り盛りしている活気ある店になっています。ハンバーガーを頼むと名前を聞かれるので答えると、オーダーが完成した時に名前で呼んでくれます。このバーガーがめちゃくちゃ美味くて一瞬で平らげてしまいました。その後国連本部まで歩いて、スーパーでシャンプー買ってmetroで帰るという日程だったのですが、物凄く疲れました。歩きすぎました。

部屋に帰ると日本人の人が俺のベッドにいました。実は前の晩に来た時に、既に指定のベッドが大柄のアメリカ人の寝床になっていたので、疲れた俺はその下の空いてるところで寝てしまったのです。その人とホテルのフロントに困ったらすぐに言ってくれと言われ、早く言うべきだったと思いました。とりあえず正しい場所で寝れるように、ベッドを整えてもらいました。その日本人の人は英語が堪能で、俺のうまく説明できないことをフロントマンに全て説明してくれました。他のベッドもなぜかダブルブッキングが起きたりして、俺の部屋は混乱状態に陥ってました。フロントマンも酒が飲みてぇ気分だと冗談を飛ばしながら頭を抱えていました。程なくして、俺のベッドで寝ていたアメリカ人がやってきて、荷物を回収していきました。話を聞くとフロアの間違いだったそうです。俺の部屋は鍵が壊れているので、常に鍵が開いている状態です。なんとまぁ不幸が重なったというか、少しだけ楽しんでいる自分もいました。そのゴダゴダの際に部屋の人と話す機会が生まれたので、街に繰り出した時よりもたくさんの会話をしました。どの人も上手に喋るので、必死に聞いて答えるというのを繰り返しました。特にインド人の人には名前を平仮名とカタカナで書いてあげたり、文化について説明したりするなど刺激的な会話ができました。人と話すのが億劫になっていたのが段々と無くなっている気がしました。

部屋の問題が片付いた後に思い切って外貨引き落としの口座も問題解決しようと思いました。あいにく、俺のiPhoneの電話は使えないので、フロントで借りました。一回だけならとのことで、慎重に銀行に電話をしました。幸いにも日本のオペレーターに繋がるフリーダイヤルがあったので、それを利用しました。しかし、大変待たされました。最初のオペレーターにたどり着くまでに20分かかり、担当に繋ぐと言われ更に20分待ちました。めちゃくちゃしんどかったのですが、事情説明すると設定を変更していただけました。フロントマンにめちゃくちゃ感謝して、その場を立ち去りました。一時間近く電話してたのに、何一つ不満気な顔もされず助かりました。

まだ2日目ですが、旅というものをヒシヒシと感じています。