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寝るまでが一日

エルパソはまるでメキシコ

昨日色々あって飲んで帰って寝たら、ブログ書けなかったので一昨日の日記です。

3/1、グレイハウンドに乗りサンアントニオからエルパソの道中を走っていました。途中で時差が生じて、また日本から時間が遠ざかりました。日本に距離的には近づいてるのに、経度によって時間が離れるのは不思議な感覚です。日本との時差は16時間です。バスの中で悪夢を見て、眠りが浅かったのか、「ヒェー」っという奇声を上げてしまいました。さすがに回りの人達もびっくりしたでしょうが、バスが真っ暗だったのが幸いでした。エルパソに着いたのは朝の5:30でした。宿までの距離はそこまで遠くない距離だったので、歩いて行く事にしました。今回の宿もAirbnbを使って予約しました。薄明かりの中、進んでいくのは冒険心を擽られます。(明け方は危ないらしいですけどね)バスステーションから1.2kmくらいのところに宿があったのですが、事前にホストから聞いていた番号を入力してもドアロックが開かない... 明け方に懐中電灯でやってるもんだから泥棒みたいで通報される心配がありました。「本当にこの住所か」聞いた所間違っていて、そこから数ブロック先でした。やれやれと。部屋に入るまでの説明が文章だと凄く難しく感じて着いた先でも苦労しました。間違って裏から入ったら別の人が寝ていて起こしてしまったり(共有スペースです。)申し訳なかったです。表のロックが聞いていた番号で開かない...「開かないよ」とホストに問い合わせても、再挑戦してくれとしか言われなくて、家の前で途方に暮れて居ました。すると、泊まっていた別の人が中に招き入れてくれました。番号を聞いたところ、ホストの番号が間違ってることがわかりました。彼にとても感謝したのですが、疲れてそのまま寝てしまいました。

12:00過ぎに再度起きて、街に出かけました。まず始めに向かったのは観光案内所です。しかし、その場所に着いても、オフィスとライブアリーナしかなくて迷いました。ジョー・サトリアーニがライブに来るとフライヤーに書いてあって、おおおとなりました。迷っている所にスペイン語しか喋れないおばあさんに道を尋ねられました。頑張って調べたけどわからなくて、すんませんって感じになりました。その後なんとか案内所を見つけて中に入りました。腹が減っていたので、オススメの店を教えてもらいました。エルパソはメキシコと隣接しているだけあって、メキシカン料理が有名だそうです。観光案内所の人はとても丁寧に教えてくれました。レストランまでの道を歩いているとまたしても、困っているおばさまがいました。おばあさんの二の舞いにはしまいと、頑張って調べて道案内をしました。とりあえず道案内できるだけのなんちゃって英語で何処で乗るのかと何番のバスで乗るのかを伝えました。なんとかなるもんですね。ありがとうiPhone。レストランはダウンタウンのわかりやすい場所にあったので、シュッと入りました。時間が時間なのでガラガラでした。肉の春巻きと味付けライスとトルティーヤが出てきました。カラシをかけるとうまいのですね!メキシカンってタコスとかしか知らなかったので、普通に感動しました。「どうよ?」って店員に聞かれたので「esta rico」と答えます。これは「うめぇ」って意味のスペイン語です。そんなスペイン語知らないのですが、バスの中で勉強してました。早速使えたのでテンション上がりました。帰りは「gracias」でしめました。

メキシコは目と鼻の先にあるので、実際に国境まで行ってみることにしました。なんとアメリカからメキシコは50セントでいけてしまうのです。コイン二枚分です。しかし、アメリカに戻るのが非常にめんどくさいそうなので行くのはやめました。エルパソは比較的安全な街なのですが、隣接しているシウダードファレスというメキシコの街は世界でも指折りの危険な場所だそうです。そう言われると行ってみたくなるんですけど、日本のみんなの事を考えてやめました。エルパソはめちゃくちゃ暑いです。サンアントニオでもさんざん暑いとか言ってましたが、サンアントニオが初夏なら、エルパソは真夏です。どうやら一年の300日以上は晴天というまさにメキシコを彷彿させる天候を誇示している街のようです。飲み物を買うのも必須になります。この日はダウンタウンにあるいくつかの歴史的な建物を散策し撤退しました。

エルパソに来たかっただけあって、めっちゃ長くなりました...