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寝るまでが一日

就活をふりかえる

はじめに

就活が終わって一年経ちました。今では社会人の2ヶ月目を福岡で過ごしています。ずっと去年の就活をふりかえりたいと思っていたので、ブログを書くことにしました。今就活している人や、これから就活する人が読んでくれると大変うれしいです。

僕は最初こそスロースタートでしたが、以下のブログを読んだことで結構、就活に対する姿勢が変わったと思います。

就活について思ったことをここに書き記す | κeenのHappy Hacκing Blog

このブログのように、IT業界の中でwebをやっている会社だけしか受けてないので、就活のスタイルとしては非常に偏っています。

ルール

就活をするにあたって、自分でルールを決めました。このルールに反する企業は一切受けませんでした。また、これらの事を守りぬいたので自分の入りたかった会社に就職できたと信じています。

1.  スーツを着ない

これは単純にスーツを着たくなかったからというのと、スーツを来て仕事をする姿があまり明確に想像できなかったからです。

2. インターン経由で就職しない

当時、webベンチャーインターンをしており、そこからお誘いをいただいていたのですが、私は就活を個人的に続けていました。自分を追い込むことで新たな可能性があると思ったからです。インターンとして雇っていただいているので、申し訳ないと思うこともありましたが、自分の信念を貫きました。

3. 周りを無視する

同級生の就職状況を一切無視しました。人によっては自分と比較してしまい、追い込まれてしまう人もいるように思いました。僕は就活は出会いだと思っているので、人によってタイミングが変わるのは仕方ないと思って割りきっていました。

4. 学歴を意識しない

これは他に選考を受けている就活生と比べて日和る事を恐れたため、どういった大学の人が選考を受けているかなどを調べる事を一切やめました。

僕の就活

 2015 年3月になった時にgithubの情報などを整えて、提出できるような形をつくりました。当時はどうやってやるかまで考えてないような状況だったので、あたふたしていました。とりあえず某ビッグベンチャーの説明会に行ったら、そのままES書かされるなどしているような状況でした。そんなある時、友人に就活のオファーサイトを教えてもらい、使い始めました。そこからようやく就活と向き合えるようになりました。

 4月に当時インターンをしていた会社の人にペパボを紹介されました。その人はあまり人に何かを薦めるタイプの人ではなかったので、話だけでも聞きに行こうと思い、ペパランチョンに参加しました。

pepabo.com

 ペパランチョンはペパボのエンジニアとランチを食べながらお話できる、画期的なランチサービスです。参加は無料でした。何を考えたのか、CTOと技術部長を指名しました。今考えると恐縮です。偉い人に話を聞けば会社のことを知れるだろうと考えたのだと思います。二人との食事は大変緊張しましたが、ユアーズでペパボのエンジニアについて丁寧に説明していただいたのを覚えています。

そしてレベルの差を感じて、選考から逃げたのです...

 その後はオファーサイトの会社を見学したり話し合いをしたり、webの大手を受けては落ちてを繰り返していました。6月の終わりにベンチャーから内々定をいただきました。大変うれしかったです。その反面、ペパボを忘れることができませんでした。

 7月になり最後にペパボを受けようと思いました。ベンチャー内々定は承諾をしませんでした。なので、最悪どこも拾ってくれない可能性もありました。実際に受けようと思い新卒サイトに飛びました。2015年の新卒サイトはアダ名を入れて、中の人が文章の中でそのアダ名を呼んでくれる形式のものでした。辛くなったら見に行ってたのを覚えてます。そこから新卒採用のフローを確認するとマイナビに登録する形になってました。それまでマイナビを登録していなかったので、そっと情報を入力しました。友達に「今更登録したの?」とどれだけ言われたかわかりません。登録はしたもののその時は新卒採用をやっていませんでした。終わったなと思いました。しかし、数日経った時に友達が「ペパボの動画説明会」ってやつがあるらしいという情報を投げてくれました。すかさず動画説明会に参加し、エントリーフォームの権利を獲得しました。

 「とにかく俺を入れてください」みたいな文章を打ち殴って送信しました。ありがたいことに面接をしていただけました。一次面接ではめちゃくちゃエモい話をしたりしました。この人達には話せると確信していました。二次面接ではペパランチョンの二人が迎えてくれました。まさか覚えていていただけるとは思いもしなかったので、大変嬉しかったと同時に、技術について一生懸命話せたと思いました。最終面接は社長面接になり、「バイクでヨーロッパの山を駆け抜けたい」みたいな話をしました。合否については、正直何の確証も得られなかったです。最終面接が終わった後に「ペパボの教科書」という説明会で貰える冊子を渡されたことを僕はきっと忘れないでしょう。

 結果を待っている間の一週間は抜け殻のようになっていました。外に行く気力も出ず、無気力な生活を送りました。確証が無い反面、100%ダメだという感じでもなかったので諦めもつかずただただ無気力でした。一週間過ぎても返答が無く絶望していましたが、その次の日のメールが天へと誘ってくれました。近所中に響く声で「ヨッシャー」と叫んだ事を覚えています。

まとめ

 そんな感じで僕の就活は幕を閉じました。燃え尽きてしばらく、無気力を 引きずってしまったのも忘れられない思い出になりました。最初にも書きましたが、マイペースに自分のルールを守ったことで行きたい会社に入れたのだと思いました。その人らしくできるかどうかが、結果に繋がっていくのだと確信しています。

pepabo.com

 まだまだ新卒採用は続いているので、まずはサイトを御覧ください。そして、踏ん切りがつかなくてもランチョンに参加してみるなど、行動を起こすときっと結果は変わります!

それでは、ペパボで待ってます!!!