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寝るまでが一日

怒りの米軍基地Fort Bliss in El Paso 後編

さらばエルパソ

3/3、今日は勿論、米軍基地Fort Blissを攻略するために起きました。散々歩いた挙句入れなかった雪辱を晴らしに行きます。今日はまた別のルートからエントリーすることにしました。俺の経験から30と31番のバスは侵入できるようです。この日は30を使っていくことにしました。これが一番行きやすいバスだと判断したからです。宿の近くのバス停から50番のバスに乗ります。途中のバスターミナルで30に乗り換えます。いよいよFort Blissに向かいます。迫り来る巨大基地に緊張が走ります。バスは検問所に着き、米兵がチェックに回ります。俺もパスポートとパスを出しました。まるで卒業発表並の緊張です。「Thank you」の一言によって、基地への入場を許可されました。またバスは走り出します。基地の中は一つの街のようになっていて、広場や家などが立ち並んでいる区画や、宿舎や倉庫が立ち並ぶ施設などに別れていました。大多数は米兵なのですが、一般の人もいるようでした。バスは基地内のショッピングモールの一角に止まりました。そこから博物館を目指しました。数分で博物館に着きました。博物館内は小規模ながらも戦車などが展示されていてとても興味深かったです。博物館の一角で大規模なミーティングが行われていてビビりました。博物館は思っていたより小さかったので、すぐに終わってしまいました。どうやらこの基地はドイツ空軍も勉強のためにきているようで、交流があるということがわかりました。

博物館の後にショッピングモールの方に戻りました。あらゆる種類の店が揃っており、ここだけで暮らせそうなほどです。映画館や床屋などもあります。服屋は主に場所柄、軍服を取り扱っていてたくさんの兵士が買いに来ていました。一番奥にとても巨大なスーパーがありあらゆる種類の食品が取り扱われてました。たくさんの人々が買い物に来ていて圧倒されました。別の場所には日用雑貨を取り扱う巨大な店もあり、その一角には銃も取り扱われていました。アトランタのウォルマートでは拳銃と猟銃しか取り扱われていませんでしたが、ここは米軍基地。自動小銃やカスタマイズされた拳銃が多く取り扱われていました。飲食店も充実しており、その中でもTexas Roadhouseというチェーンのステーキ屋に行くことにしました。前にステーキ屋を調べた時に何処にでもあってうまくて安いという魅力的な店だというのをネットで見たからです。店に入ると、パンと落花生が出てきます。どうやら食べ放題のようです。パンはシナモンの香りがしてめちゃくちゃ美味しかったです。Bone-In Rebyeという店最大のステーキに挑戦です。これを食うために24時間何も食わないで来ました!サイドメニューにフライドポテトとスウィートポテトをつけました。全てにオプショントッピングをし、最大の贅沢です。肉はとても美味く、食べやすいです。サイドメニューも素晴らしく、とても幸せでした。その量が圧倒的すぎたので、食べ終わるのに40分以上かかったのですが、完食しました。店員さんもまさか食べきると思ってなかったようで、とても驚いていました。めちゃくちゃ満足したのでチップも弾んで大満足で帰りました。アメリカ中にあるので、見かけたら行くことをおすすめします!

こうしてFort Blissを満喫したのであった(完)