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寝るまでが一日

もう迷わない USB Type-C

USB Type-C 覚えること多い

さて今日調べてたのが「 USB Type-C の機能多すぎでしょ。。。」問題である。
Type-C 使うようになったけど、規格がよくわからんってなったので調べてみた。

独習 USB Type-C

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まずは上記ページで USB のコネクタ種類(Lightning は USB のコネクタではない)を復習。 micro USB Type-B SuperSpeed 以外は触ったことある気がする。それにしてもこの時点でかなりのコネクタがあるんだなとわかる。 USB Type-C はこれまでの USB コネクタと違って PC の充電に対応したり、裏表が無くなって挿し間違いが無くなった便利!更に従来どおり周辺機器の通信もサポートしていて最高!なんだけど、この色々サポートした結果、機能が増えて混乱の要因になってしまった。

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USB Type-C の対応規格は幅広いため、ややこしいことになってしまった。 上記の記事でもわかるように USB Type-C というのは端子の形状の名前である。この端子ならどこでも同じスピードや規格が使えるわけではないというのがややこしいポイントである。

USB Type-C は Alternate Mode という機能があって、 Tunderbolt 3 や DisplayPort の信号を転送できる。製品によって対応していないケーブルもあるので、必要な機能に対応しているケーブルかは要チェック。

通常は USB の規格(USB 2.0, USB 3.1 Gen1 or Gen2) で動くが、これは製品によって異なるので要チェック。ちなみに USB 3.0 はアップデートで USB 3.1 Gen1 になったので欠番ではない。拘りがなければ USB 3.1 Gem2 でいいと思う。

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更に混乱させるポイントが この Power Delivery (通称 PD)の存在だ。これは最近の USB Type-C 対応充電器に搭載されることが多くなってきている。従来の充電より高速に充電できることがウリだ。PD の他のメリットは対応したディスプレイなどに PC などから電源を供給できるようになるので、ディスプレイの AC アダプタがいらなくなりケーブリングがスッキリするという恩恵もある。

PD は USB Type-C のオプション機能であり、対応していないケーブルでは高速充電の恩恵が得られない。これまた PD 対応ケーブルかをチェックする必要がある。

おすすめ商品

このように用途を見極めないと難しい状態になっているが、意外とチェック項目は少ないかなと思った。おすすめのケーブルも紹介する。使ったことある物を中心に選んだので参考にしてもらえれば。

  • Display に接続したい => Display Port 対応品
    • USB Type-C が出始めた頃からきちんと動いていたから

  • Tunderbolt 3 対応機器を使いたい => Tunderbolt 3 対応品
    • Tunderbolt 3 対応品は 50cm のものが多い中、最長 2m を選択できるため

  • USB Type-C 対応機器を接続したい => USB 3.1 Gen2 対応品
  • 高速充電がしたい => PD 対応充電器と PD 対応ケーブル
    • これは値段の割にケーブルの質が高く、かつ 2 本入っていて使いやすい
    • ケーブルの規格は USB 2.0 の PD 対応と思われるので、転送速度を気にされる方は要注意

PD 対応の物が必ずしも USB 3.1 Gem2 ではないので、商品名や詳細は要確認。まだまだ USB 2.0 のものが多いので、思ったよりも速度が出ないケーブルは USB 3.1 Gen2 でない可能性が高い。

USB Type-C 対応の hub は無いのかと調べたけど、現状はまだなさそう。 規格が混沌としているため、メーカーも作りづらいだろうしまだユーザもそんな多くないからなのだろう… 最近、自分の周辺機器は USB Type-C 化されつつあるので、USB Type-C (USB 3.1 Gen2, Support PD) で 8 port くらいの hub がほしいなー!!!(書いていてなんだこの呪文ってなったので厳しさを感じる…